ねこの引き取りについて
このページでは、ねこの引き取りについての当店の考えを書いております。
「家の庭に野良ちゃんが住み着いてるので、引き取ってもらえませんか?」
「子猫が家の外にいるのですが、カフェの子にしてもらえませんか?」など、
様々なねこちゃんに関しての引き取り・保護・預かり依頼があります。
なかには「ここなら保護してくれると人に聞いて来ました。」という方もおられますが、当店ではこれまでねこちゃんの引き取りを行ったことは、一回もございません。
そしてそれは、これからも変わりません。
保護された方自身での里親様募集に関しましては、できる限りご相談にのらせていただきます。
当店の活動内容としまして、当店にやってきたねこちゃんのワクチン、避妊去勢手術、体調不良の治療、日常生活のお世話
(ご飯、トイレ、一ヶ月に一度のノミダニ駆除など)、譲渡のお手伝いを、売り上げや皆様からの募金で行っております。
ですので、「保護ねこカフェ」という場所は、【ねこを保護するカフェ】ではなく、【保護されたねこがいるカフェ】だという
ことをご理解下さい。
(保護ねこカフェさんの中には、ねこちゃんの保護、引き取りを積極的に行っているところもあるかもしれませんが・・・)
「寒空の元にいるねこちゃんを放っておくなんて、冷たい店だ」と思われるかもしれませんが、ねこちゃんを保護して、里親様を探すということは、「ぱっと見て健康そうだし、すぐ里親さんを募集しよう」という風にはいきません。
風邪やお腹の虫、ノミダニその他感染症など様々な危険が外にはあります。
(外にいる・いた子が汚いとか危ないとか、そういうことではありません。「外」という環境にはあらゆる危険がある、ということです。
そして、お世話をするのなら、そういうものに気を配らないと命に関わることだってあると、私は思います。)
それらをクリアできてない子を、他に里親様を募集している子と一緒にして、生活させることは絶対にできません。
いくらかわいく性格の良い子でも、それが現実です。
そしてその医療費、生活費は必ず誰かが払っています。
これまでに、引き取ってもらった事のある方。
その際に金銭のお話は出ていなくても、引き取ってくださった方がお支払いされてると思います。
生きていくという事には、必ずお金がかかります・・・。それはねこも人も同じです。
ねこちゃんを保護したら、まずは病院へ連れて行ってあげてください。
ご自宅で保護できれば一番ですが、それが無理なら動物病院でもお金はかかりますが、預かってくれるところもあります。
その間に友人、知り合いなどで飼える人は居ないか、新聞・ネットへの掲載で里親様を募集するか、考えていただくのが良いかと思います。